「 食 」 から派生するもの - 3 -
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◆ まずい・嫌いな食べ物への反応
味わいがイマイチ
おいしいと感じない
好きじゃない味
という食べ物に対して、
ヒトはどんな反応を起こすのでしょうか。
まずい・嫌い、と感じるものを食べた時
脳内に増えるある物質の存在は報告されています。
でもこれに、「 食欲を抑える 」というような
性質があるかについては、今のところよく
わかっていないようです。
ただこの場合、
その食べ物に対する 「 快感への期待 」 は、当然低くなります。
それによって、快感の期待度によってその分泌量が左右される
「 ドーパミン 」 が活発にならず、積極的に食べようという意欲は薄れる…
つまり、「 食べる行為が抑えられる 」、ということにつながるとは
考えられています。
◆ 「 おいしい 」 は学習度合いで変化する
「 食 」 から派生するもの - 2 - では、「 味わう 」 機能は
DNAに組み込まれた生命維持のシステムだと説明しました。
でもそれとは別に、
ヒトは経験や学習による “ 意味付け ” や “ 価値付け ”
を通しても、味覚の変化を起こします。
「 食わず嫌いだったけど、意外とおいしかったんだ! 」
「 苦味は体にいいって言ってたなあ 」
などというのがそれに当たります。
「 ガンに効くって聞いた 」 とか
「 テレビや雑誌で体にいいって言ってる 」とか...
こうした情報に接することで、
これまでの認識に変化が起こるような経験はありませんでしたか?
これが、この “ 意味付け ” や “ 価値付け ” の与える効果になります。
そしてもう一つ、
病気・加齢よる身体の生理機能の変化も、味覚の変化に大きな
影響を与えます。
「 若い頃は毎日焼肉でもよかったけど、
最近は焼き魚だな〜 」
というのがそうですね。
このようにヒトは、
体に組み込まれた生命維持機能
経験・学習
体の生理的機能の変化
食べ物そのものに対する感覚・感情
などのあらゆるかかわりの中、
日々「 味わい、食べる 」 を行っているのです。
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ヒトにとって 「 食 」 とは、ただ空腹を満たすだけの
ものではありません。
「 おいしい 」 ことを表情と言葉で表現し、
食事を 「 楽しむ 」 という能力は、
ヒトだけに与えられた能力です。
楽しんで → 病気になる、は問題ですが、
楽しんで → 健康になり、ストレスを開放できる
こんな食生活を目指しましょう。