「食事のバランス」 気にし過ぎの弊害
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お医者様に言われる健康指導の決まり文句の一つ、
「 バランスのよい食事を心がけて下さい 」
誰もがわかっていながら、なかなか実践できないこの "バランス食"。
" バランスの良い食事 " とはどういうものか、
" バランス食はどれくらい必要か " ...
などについて考えてみましょう。
◆ 食事のバランスとは
そもそも "バランスのよい食事" とは一体どんなものなのでしょう。
農林水産省 「 食事バランスガイド 」
http://www.maff.go.jp/food_guide/about/index.html#03
これは2005年に厚生労働省と共に考案された 「 食事の基本 」 です。
炭水化物、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラル… という
すべてにおいて緻密に計算された "バランス" がここに集約されて
いることは間違いないでしょう。
でもこの「ガイド」を実践できるのは、一部の " 料理ができる時間が充分にある人 " か
" 健康おたくと言われるような人たち " に限られるのではないでしょうか。
理由は、
実践するにはあまりに "理想論" すぎるからです。
そして、カロリーや栄養素を重視しすぎることも 「食事バランス」 を
考える上でマイナス要因になっていることも見逃せません。
◆ 「 食事ガイド 」 への考え方
私たちの体は 「食」 によって作られますから、食事が生きる上で最も大切な
ひとつであることには変わりはありません。
だからこそ、どんな栄養素がどんな働きをするのか、カロリーはどれくらいが
適切なのかがきっちりと考えられ、「食事ガイド」 に反映されているわけです。
でも、せっかく考えられたその 「 食事ガイド 」 も実施されなければ意味がありません。
結局は、" あってもなくてもいいガイド " ということにもなりかねません。
この場合、私たちに何ら悪影響を与えないという点では、別段気に留めるような
ことも無い、と考えられなくもありません。
ところが、" これではいけない " と、自分の食事をこの 「 ガイド食 」 に
近づけようと頑張る場合には少し注意が必要になってきます。
◆ 頑張る人ほど要注意
理想は、すべての食事を安全な食材を用いて自炊することです。
でも、忙しい私たちにはそれはほぼ不可能に近いこと。
そこで使う手が、
「 サプリメント 」 や 「 お惣菜を買う 」
です。
こうしたものの摂取には、注意しなければならない点がいくつかあります。
「 サプリメント 」 の場合は、その品質には充分な注意が必要です。
大量に出回るサプリメントは、石油から作られる合成のものも多いからです。
こんなものが体にいいはずはありません。
体に蓄積され続けるものもあるかもしれません。
このようなものを摂りながら、一方では高額な " デトックス " にお金を使う
というようなケースは、本人が気付いていないだけで決して少なくないと感じます。
「 お惣菜の購入 」 の場合も同じです。
購入者へのアピールや大量生産という背景を考えれば、" 低コストで見栄え良く " は
絶対条件でしょう。
製法や食材品質は確認のしようがありませんし、添加物などももちろん心配材料の一つ
です。
それにパッケージされているお惣菜の場合、量が多いため " 食べ過ぎ " につながる
というせっかくの努力が " 裏目 " に出てしまう可能性もあるのです。
「 カロリーや栄養素を重視するバランス食の弊害 」 が、このような形で私たちに襲い
掛かってくることを意識しないのは、今の食生活を考える上では " 片手落ち " だと
いえるでしょう。
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" 食事のバランス" がいいに越した事はありませんが、こだわったその結果、
体調を崩してしまっては元も子もありません。
ビタミンにしろミネラルにしろ、4〜5日摂取不足が続いたからといって
すぐに体に悪い影響があるわけではありません。
慌ててよくわからないまま、おかしなサプリメントを摂る必要はないのです。
今、私たちに必要なのは、「 栄養を摂取する 」 ことよりも、
「 体に悪いものを摂り入れない 」 という発想へのシフトなのではないでしょうか。