美と健康のための紫外線対策

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夏真っ盛りの8月の空には、
白い雲と真っ青な空とぎらぎらの太陽がお約束。


海へ、山へ、キャンプへと外出の機会も多くなりますが
しっかりとした紫外線対策はもはや常識です。


美容はもちろん、健康にも影響のある 「 紫外線 」。


太陽と上手にお付き合いするためにも、
正しい知識と対策方法を身に付けることは必要です。


◆ 紫外線について


紫外線量が多いのは4月から9月頃。
1日の中では、10時から14時頃が紫外線量のピークとなります。


「 紫外線 」 とは、地球に到達する太陽光線の中の " 波長の短い光 " のこと。

波長によって更に3種類にわけられ、それぞれに特徴を持っています。


A波 (UV−A)

大気圏ではほとんど吸収されないため、
私たちの日常生活のあらゆる場面に存在し、主に日焼けの原因になる。
" 真皮 " といわれる皮膚の奥にも到達するため、
肌のハリや弾力にダメージを与え、シワやたるみの原因になる。
5月に最も多くなるが、冬季でもその量は半分程度にしかならない。


B波 (UV−B)

短時間でも肌の表面に作用し、ほてりや赤みを起こさせ
主に炎症を引き起こす。 しみやそばかすの原因になる。
オゾン層の量が少なくなる夏季に最も多くなる。


C波 (UV−C)

そのほとんとがオゾン層で吸収されるため、地上にはあまり到達しない。
但し最も危険な光線で、遺伝子を傷付け免疫力の低下や皮膚ガンを
引き起こすことが知られている。

私たちの生活上注意、主に注意が必要なのはA波とB波です。

でも、オゾン層の減少が進む現在、最も危険なC波についても
油断は禁物と警告されています。


◆ 紫外線の有害性


何もつけない肌に約3分でダメージを与え、
約10分で免疫力を低下させる 「 紫外線 」。


かつて、ビタミンDを合成するために太陽の光を浴びる健康法がありました。 

でも、ビタミンDは15cm四方の皮膚に6〜7分程度の日光が
当たるだけで1日の必要量は作られます。


紫外線の有害性が叫ばれている今、
ビタミンD合成目的での日焼けは不要とさえ言えるでしょう。


◆ 紫外線を浴び続けると


紫外線を浴び続けた私たちの体には、どのような影響があるのでしょうか。


一番多いのは、日焼けによるお肌のしみ、しわ、乾燥、赤味 でしょう。
こうした症状は、目に見える分、わかりやすいので、
お肌のお手入れを充分に行うことで症状の回復が期待できるものです。


これとは別に、
これまで浴びた紫外線のダメージが蓄積して起こる症状もあるのです。


「 皮膚がん 」 「 白内障 」 「 肌の老化 」 などがこれに当たります。


皮膚は、紫外線の害から身を守るためにメラニン色素を作るわけですが
長く紫外線にさらされると、そのメラニンが基底細胞の核を守りきれなくなり、
DNAが傷つけられることがわかっています。

また紫外線は、身体の老化の原因と言われる 「 活性酸素 」 を発生させる
原因にもなっています。


その結果、免疫力が低下し、ウィルスや細菌への抵抗力も弱くなります。

このように、日焼けの跡は消えても、長い間蓄積されたダメージは
気付かないまま残り、10年後、20年後に " 別の深刻な症状 " となって
現われる場合があるのです。


紫外線にはこうした 「 見えない悪い影響 」 があるのです。


◆ 「反射光」 に要注意!


紫外線は、なにも直射日光からだけとは限りません。

実はいろいろなものに反射するため、そこから紫外線のダメージを
受けている場合も多いのです。


芝生では5%、地面では10%、水面では20%、雪面では80%程度の
反射光があると言われています。

空からだけでなく、さまざまな方面からの紫外線対策が必要だというわけです。


このように屋外では、日陰でも目や肌で感じる以上に紫外線を
浴びていることを忘れてはいけません。


◆ 日焼け止めローションPAとSPF


肌への対策としては、日焼け止めローションを塗る方は多いでしょう。

ローションの防止効果を表すPAとSPFについては、以下の通り。


PAとは :

A波を防御する効果を示す。
PA+ 〜 PA+++ の三段階で、+が多いほどその効果が高い。


SPFとは :

B波を防御する効果を示す。
" 日焼けが始まるまでの時間を遅らせる効果 " を数値化したもの。


SPF1で約20分間のB波防御効果がある、といわれているので、

    SPF20なら 約 6時間
    SPF30なら 約10時間

の効果が見込まれる、ということです。


日本では、SPF10〜50位までの商品が存在しますが、
安全性を考慮しSPF30以上の商品は認めない国もあります。
逆にSPF80などを扱う国も存在します。


日常生活では、SPF10〜20 やPA+で十分です。

ただし、アウトドアなど長時間野外いる場合には、
その状況に応じた日焼け止め指数の高いものを選択する必要があります。


◆ 「 紫外線吸収剤タイプ 」 と 「 紫外線散乱剤タイプ 」


また、日焼け止めには大きく

「 紫外線吸収剤タイプ 」 と 「 紫外線散乱剤タイプ 」 があります。


「 紫外線吸収剤タイプ 」 の場合、

この吸収剤自体が一旦紫外線を吸収し、
熱エネルギーに化学変化させてから放出します。

紫外線カット効果には優れていますが、有機化合物のため、
肌の弱い人には負担になる場合があるようです。

「 紫外線散乱剤タイプ 」 の場合、
紫外線を微粒子によって散乱させ、物理的に紫外線を逃がします。

肌への刺激や負担が少ないため、子供やお肌の弱い方にはこちらが
良いといわれています。


◆ 紫外線は目からも侵入


紫外線は、実は私たちの目からも入り込んできます。


すると目から入った紫外線が刺激になって、
脳はメラニンを作るよう指令を出すのです。

これも肌を黒くする原因のメラニン色素を増やす原因になっています。


しかし、ダメージはそれだけではありません。


紫外線の大部分は角膜で吸収されますが、その時に、
角膜細胞に活性酸素が発生し細胞を傷つけ、
それが様々な目のトラブルの原因になるのです。


更には、角膜で吸収されなかった残りの紫外線の多くが水晶体で吸収されます。

たんぱく質でできている水晶体は、紫外線の影響により白く濁るといわれています。 
これが白内障の原因というわけです。

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紫外線を100%防止することは不可能とはいえ、
太陽の下、海や山で過ごすことは気持ちのいいものです。


日傘 (濃い色の方が紫外線を遮断します)、
サングラス (レンズの色は薄い方がいいです)
帽子、など UVカット加工を施したものも上手に利用して
とにかく紫外線をブロックすることが大切です。


紫外線の危険性を正しく認識し、外出時には状況に合った紫外線対策を
行ってください。




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