"プラスチック"マーガリン
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「 健康の為に 」 とバター代わりにマーガリンを使っている方は多いことでしょう。
今日のマーガリン商品はさまざまで、チューブ入り、ガーリックを練りこんだもの、
ビタミンを添加したもの… などたくさん販売されています。
◆ 日本人のマーガリン消費量はバターの3倍
日本における1世帯あたりのマーガリン年間消費量は、約1.8kgという報告があります。
(日本務庁 「1997年家庭調査報告」より)
これはバター消費量の約3倍になるそうで、1960年代にはマーガリンの売上げが
既にバターを抜いていたそうです。
マーガリンがここまで消費量を伸ばしたのには、
・ バターよりイメージがヘルシー
・ バターより低価格
・ バターよりやわらかいため、扱いやすい
・ バターより(加工しやすいため) 種類が豊富
などの理由が挙げられます。
朝が "トースト派" の人にとってマーガリンは、
安くて、健康的で、パンに塗りやすく、いろいろな種類が楽しめる
パーフェクトな便利モノ、ということになるわけです。
◆ マーガリンと他の植物性油脂の違い
ところで、多くの人の " マーガリンがヘルシー " という認識は、
「 原料が動物性ではなく植物性油脂 」 という知識からきたものではないでしょうか。
植物性油脂には、他にもコーン油、なたね油、サラダ油などたくさんありますが、
マーガリンとの違いを不思議に思ったことはありませんか?
「 違い 」 とは、
マーガリン = 固体 vs. その他植物油 = 液体
のことです。
マーガリンの原料は、もともとは "その他の植物油たち" です。
これを 「 動物性のバター代わりに使いたい 」 というニーズをもとに、
バターに似せるための加工を施し、固体化させたものがマーガリンなのです。
でもこの加工 「 水素添加 」 が今、私たちの健康に良くない影響を与えるとして、
特にここ数年は大きな関心が集まっています。
食品工業に携わる人達の間ではこの加工を
「 油をプラスチック化する 」
いうのです。
水素添加を施した油の分子が、プラスチック分子とよく似ていることからそういわれます。
更に、加工過程でトランス型といわれる脂肪酸が発生しますが、
これが細胞内に入り込み傷付け、健康を害してしまうことがわかっています。
◆ 腐敗しないプラスチック食品
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「 "プラスチック化された " マーガリンの塊を数日間常温で放置した結果、
半分ほど形は崩れたものの、カビも生えず、虫、蟻や蠅も寄り付くのを
目にしなかった 」
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これは、アメリカの自然食品業界のコンサルタントの1人が自分の店で
販売していた商品で実験してみたという記事。
普通プラスチックは土に埋めても、分解されることはありません。
いつまでも " そのままの状態 " であり続けます。
もし、マーガリンを食した私たちの体内でも似たようなことが起こるとしたら、
この " プラスチック " は体内に残り続ける、ということにはならないでしょうか。
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こうした健康への悪影響が証明された今、
欧米では水素添加のないマーガリンやショートニングが販売されているようです。
日本でも、水素添加をしないマーガリンもあるようですが、
この場合、リノール酸の割合が高まることによる発ガンへの懸念や
他の慢性疾患を引き起こす危険性が高まるという報告がされています。
100%避けることは無理でも、工夫次第でこうした食品の利用頻度を
少なくすることは可能でしょう。
「 マーガリンと健康 」 の問題点についてもう少し詳しく知りたい方は、
こちらをご参照下さい。
日本マーガリン工業会
http://www.j-margarine.com/newslist/index.html