摂食障害について思うこと-2-
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◆ こんな傾向は 「 摂食障害予備軍 」!
・ 食べることに嫌悪感がある
・ 少しでも太るのが嫌
・ 「 食べすぎ 」 と 「 絶食 」 を繰り返し体型・体重を維持している
・ 「 吐けたらいいのに 」 という願望がある
上記のどれもが、「 美 」 への誤った認識が背景にある場合が多く、
これに "ちょっとしたストレス" が加わるとそれが引き金になって、
摂食障害になってしまうケースは少なくありません。
◆ 細胞レベルで体を弱める摂食障害
拒食症を持つ方が、人間の持つ本能にさからえず
「 なんとか飢餓状態から脱出しよう 」 と過食にはしる。
嘔吐をしようとしてもそれが出来ないために、
絶食や激しい運動をすることで体重・体型を維持しようとする過食症。
こうした行為は、体内のマグネシウムやカリウムなどさまざまなミネラルを
流出させてしまうため、体は細胞レベルで弱ります。
また、嘔吐という行為は、一旦体内に入った食物を消化、吸収、分解 しようとして
稼動しはじめた器官の機能を狂わせる、というダメージを与えます。
その結果、ホルモンや消化液の分泌がうまくいかなくなってしまいます。
◆ 摂食障害は がんよりコワイとは?
摂食障害が原因の死亡率は約9%。
ただ、この数字には、「 摂食障害が原因で起きる 自殺、事故、合併症 」 などによる
死亡の数字は含まないので、実際の死亡率はもう少し高いとされています。
三大死亡原因のひとつ「ガン」の場合。
早期発見の場合、約90%は助かるという統計から、
摂食障害とがんの死亡率は、ほぼ同程度ということになります。
ところが摂食障害の場合、その専門医・専門機関などがまだまだ少ないため、
治療環境や情報が充分ではありません。
そのため、繰り返しの過食嘔吐や毎日の下剤服用の弊害がどれくらいなのかを
知らないでいる摂食障害の方々がとても多いといいます。
この病気は長く続けばつづくほど、体と心をじわじわと蝕んで、
低カリウム血症や栄養失調、カロリー不足が原因の心臓停止や
感染症による死亡につながります。
こうした総合的な見地から、
がんよりも摂食障害という病気のほうが不利な立場にある分、
コワイ病気と言えるのです。
◆ 摂食障害は 「 食物依存症 」
ニコチン、アルコールまたは薬物依存と同様に、
この摂食障害も " 食べ物への依存 " という治療の必要な病気です。
はじめは
「 週に1回だけだから大丈夫 」
とか
「 職場を変えたら治ると思う 」
と思っていても、重症の場合はよほどの決意があっても
それほど簡単には治りません。
普通はずるずると深みにはまってしまう… というのが典型的なパターンです。
これが 「 依存症 」のこわくて難かしいといころなのです。
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摂食障害は外科的手術で改善する、といった類の病気ではないため、
難しい病気の一つではあるようですが、治らない病気ではありません。
ただし、「 正しく治療すれば 」 という条件が必要です。
病気の改善の兆候として、
「 カロリー計算をしなくなった 」 とか 「 痩せることより"健康になりたい" 」
という風に考えるようになるといいます。
この摂食障害という病気から、「 健康 」 と 「 食 」 の深いつながりを
改めて認識させられました。
「 ものを美味しくいただけるしあわせ 」
この病気を克服されたある方の、真っ先に味わった感動のこの言葉は
とても印象的です。