肥満島ハワイ
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日本人にとって一番身近な海外といえば、
「 ハワイ !」
いつも魅力がいっぱいの島、というのはリピーターの
多さからもわかります。
でもこのハワイ、実はアメリカ本土以上に肥満人口の割合が高いのです。
◆ ハワイの肥満実態
2000年頃の調査でのBMI (*1) 調査では、
アメリカ人平均 29.1
ハワイ日系人 28.1
日本人 23.7
(*1) BMIとは、体重÷身長×身長で算出する肥満度の指数。
「 25以上は肥満 」 「 30以上は高度肥満 」 とされている。
BMI指数
http://www.ahv.pref.aichi.jp/taikei/chap1_nn.html
この調査結果を見る限り、肥満がかなり深刻なレベルにあることが伺えます。
またハワイ大学における 「 青少年の肥満調査 」 では、
6〜11才の肥満率 20〜26%
12〜19才の肥満率 22〜25%
という結果が報告されています。
これは、全米平均の約2倍になるといいます。
ハワイに住む19歳以下の約4〜5人に1人は肥満だということです。
ハワイには、なぜこんなに肥満が多いのでしょうか?
ハワイの人々は、昔から肥満だったのでしょうか?
◆ ネイティブハワイアンは "イモ" 民族
ハワイが米国の一員になる以前の約110年前、
もともとこの島々で生活していたネイティブハワイアンたちの食事の中心は、
さつま芋、 タロ芋、 ポイ ( タロ芋を蒸してペースト状にしたもの )
という種々の芋でした。
これに、果物や豆、野菜に少々の肉・魚... というのが平均的な食事内容。
今でこそ 「 肥満アイランド 」 と化しているハワイですが、
その頃は肥満やそれが原因の病気に悩む人はほとんどなく、
人々はみなすっきりとした体型だったといいます。
ところが今では、さつま芋、タロ芋、ポイ のどれも
以前ほどには食されません。 特に、若い世代でそれが顕著なのです。
このことから、現在の食生活が肥満に大きな影響を与えている、
と多くの研究者たちは口を揃えて言っています。
◆ スパム消費量全米一
" スパムむすび "
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5940/ouchi/ouchi_cook.htm
ハワイを訪れた方は、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
" スパム " というのは、加工された豚肉が缶詰になった
いわば、豚肉のハムのようなもの。
ハワイのコンビニやスーパーマーケットでは、
この " スパムむすび " がどこにでも置いてあります。
スパム缶詰は、価格の安さ ( 1缶=約2ドル ) や扱い易さから、
ハムやソーセージ代わりとして、他の料理にも使われています。
でもこのスパム、
脂質がたんぱく質の2倍も含む " 高カロリー " 食品なのです。
そんな肥満の敵ともいえるものを、
ハワイでは、年間約400万個、1日あたり1.1万個も消費しています。
他の州の3.5倍。 当然、全米一の消費量です。
悪いことに、" スパム " はハワイの食文化として既に根付いています。
◆ 伝統的ハワイ食文化の見直し
このようなハワイの肥満現状をなんとか改善しよう、というプログラムは
いくつもあります。
中でも注目を集め、数々の表彰を受けているのが
テリー・シンタニ博士の 「 イート モア・ウェイト レス 」 プログラム。
ハワイの伝統的な食文化を取り入れた、無理のないダイエット療法を
提唱しています。
テリー・シンタニ博士
http://ebiblediet.org/author.html
(* 日本語サイト有り)
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このことから 「 伝統的食文化 」 には、やはりそれなりの意味があって、
長い間その土地に根付いてきたのだと言えるでしょう。
ハワイに限らず、どの国でも伝統的な食生活を見直す時期に
きているのではないでしょうか。
これが「 肥満の解決 」 の糸口になるのかもしれません。